マグネットの異方性と等方性
異方性磁石かなり強力な磁力でくっつきますが、デメリットとしてS極N極の合わせを気を付けないといけません。
その理由としては、マグネットの磁力を強力なものにする為にマグネットの粒子を綺麗に整列して同じ方向を向けたS極N極に並べている為です。
等方性磁石S極N極の組合せを気にせずに何とでもくっつくタイプで、磁力が弱くなるというデメリットがあります。
こちらはマグネットの粒子を並べてはいますがそれぞれが好きな方を向いている状態です。ですので、磁力の方向が定まらずに全体に均一なくっつきが起きますが、反対に等方性磁石というのは水まわりのトラブル時にはコチラ!みたいな冷蔵庫にはれるマグネットタイプのチラシがまさにそれとなります。
また弱い磁力だと周りに強い磁場があった場合に磁力を失ってしまう場合があります。
気になる方は古くなったそういったマグネットシートに新しい強力な磁石を当てると、もう冷蔵庫にくっつかなくなってしまう実験ができます。
各レールメーカー様でポールに組込出来るものは異方性の磁石と考えて下さい。 ※2023年5月で記者が知る限り。