教えて!超音波ミシンについて
超音波という名称だと、空気振動の音の作用で生地を溶着しているようなイメージを持つかもしれませんが、実際には鉄の棒を20,000回/秒という超振動で材料を叩きつけることにより発生する内部熱、棒との摩擦による摩擦熱の2つの要因で発熱溶融が行われます。
点で溶着していくので細かい溶着加工が可能です。
熱で溶ける性質であればどんなものでも溶着することができます。
溶着面に油、水、ゴミ等の遺物がついていても振動で吹き飛ばして溶着することが可能です。
スパークや電波障害の心配が全くないです。
高周波ウェルダーと比べてより短時間で溶着可能。
広い面積を一度に溶着する事が不可能です。
超振動が起きているのでモスキート音の様な音が響き渡ります。