建物用ウインドーフィルム『WINCOS Nova 70E』

  • UVカット
  • 防虫

外貼りができ日射を調整し飛散防止します。
高い透過性と日射調整効果を両立させた外貼りタイプ。
製品幅(mm) x 巻き(m):1,250 x 30

光学特性

厚さ(µm) 可視光線 紫外線透過率(%) 日 射 遮蔽係数 熱貫流率(W/㎡k) 日射熱取得率
透過率(%) 反射率(%) 透過率(%) 反射率(%) 吸収率(%)
76 72 21 < 1 54 31 15 0.67 5.9 0.59

機能性のご紹介

Nova70Eは、飛散防止、紫外線カット、日射調整、防虫効果の機能性があります。

飛散防止
窓ガラスが割れた際に、ガラス片の飛散を低減する効果があります。その破片の飛散や落下などによる二次災害を低減します。

紫外線カット
紫外線を99%以上カットし、紫外線が原因で室内調度品の退色防止に役立ちます。

日射調整
暑さの原因となる近赤外線領域を中心に日射を反射・吸収することで、建物の節電対策に貢献します。

防虫効果
蛍光灯などの室内照明に誘引される飛翔昆虫を低減させる効果があります。防虫試験法(オプトロン法)に基づき実証された、優れた防虫効果があるタイプもラインアップしています。

ハードコート
フィルム表面に耐摩耗性の高い特殊コーティング層を施しているので、施工や清掃などによる“擦り傷”低減に役立ちます。

防犯
耐貫通性と耐衝撃性を向上させたウインドーフィルムです。窓ガラス破りによる侵入を遅らせ、侵入をあきらめさせることが可能です。防犯性能の高い建物部品であることの証である「CPマーク」を貼付することができます。
Q.紫外線カット効果にはどのような効果があるのでしょうか

A.ウインコス全製品は、人体に有害な紫外線を99%以上カットします。また紫外線による室内調度品の退色防止にも効果があります。但し、紫外線は室内の蛍光灯からの放射、太陽光の可視光線や赤外線(熱)による退色の場合もありますのでご注意ください。

Q.フィルムを貼った後の注意事項はありますか? また清掃方法は?

A.水を使って施工しますので、ガラスとフィルムの間にわずかに残った施工液が水泡として現れたり、フィルム面が一時白濁することがあります。水分が水蒸気化して水分が抜けてきれいになりますが、製品の種類や厚み、夏季・冬季でガラスとの密着時間には差が出ます。清掃はフィルムの完全密着(目安として施工から1か月以上経過)した後に行ってください。清掃は水で濡らした柔らかい布またはゴムスキージーをご使用ください。

Q.フィルムを貼ることで結露を防止することができますか?

A.ウインドーフィルムで結露を防止することはできません。

Q.フィルムを施工しガラスが割れることがありますか?

A.窓ガラスにウインドーフィルムを貼ると、ガラスの温度が上昇し割れることがあります。熱割れが生じる条件は①ガラスの種類 ②ガラス窓の方位 ③影の形状 ④ガラス窓の近くにある反射物の影響(例えばカーテン•ブラインドなど) ⑤ガラスの大きさ•形状 ⑥ガラスの取り付け状況(パテなど)により決まります。

Q.ウインドーフィルムの耐久年数はどのくらいですか?

A.ウインコスは有機材料によって構成されており、経年で劣化しますので、貼り替えが必要となります。施工実績や促進試験をもとにした耐久年数は、透明ガラス(垂直面)に使用の場合、内貼り10~15年、外貼り5~7年を貼替えの目安としてください。ガラス飛散防止対策フィルムにおいては、日本ウインドウ・フィルム工業会の指針で内貼り施工後10年以上経過したものについては、貼り替えを推奨しています

Q.近隣の高所から覗かれる対策を考えているのですが、対応可能なフィルムはありますか?

A.デコラティブフィルムのマット・エンボス・和風タイプを推奨いたします。光の透過を和らげるデコラティブフィルムのマット・エンボス・和風タイプであれば、室外からの視界を遮りつつ、落ち着いた空間演出も可能です。

Q.防犯対策フィルムはありますか?

A.侵入の実態についての調査によると、ガラス開口部からの侵入に5分以上を要すると、その大半が侵入を断念するといわれています。「1561UH」は、強力な粘着力と高透明多層ポリエステルフィルム構造にすることで、耐貫通性と耐衝撃性を向上させた強靭なウインドーフィルムです。窓ガラス破りによる侵入を遅らせ、侵入をあきらめさせることが可能です。「1561UH-F」はJIS A 5759規格に基づく各種試験はもとより、EN356に準拠した連続落球試験のP2Aをクリアしており、 「防犯性能の高い建物部品目録」にも型番登載されています。

Q.光線過敏症で紫外線をカットしたいのですが、どのフィルムが良いですか?

A.「1501UH」が実績もあり最適です。「XP(色素乾皮症)ひまわりの会」会員の方にご利用いただいております。

Q.ポリカーボネート板、アクリル板に貼ることができるフィルムはありますか?

A.ウインコスは大半がガラス専用となりますが、「1321P」を推奨いたします。経時でポリカーボネート板やアクリル板から発生するガスによるフィルムの浮きに対応した製品です。 その他、捨て貼り用途として『SF-50P』もラインアップしております。

Q.ウインドーフィルムの防虫対策効果について教えてください。

A.「オプトロンフィルムシリーズ」を推奨いたします。オプトロンフィルムは日本環境動物昆虫学会、日本衛生動物学会でも発表されたフィールド試験である防虫試験法(オプトロン法)において、50~80%という誘引阻止率が確認されています。防虫効果は10年程度持続します。フィルム自体の強度が経時で低下するため、内貼りタイプで10年、外貼りタイプで7年を目安に、フィルムの貼り替えをお勧めします。

Q.断熱効果があるフィルムはありますか?

A.高透明断熱フィルム「ZC05G-NX」をお勧めします。夏場は太陽熱エネルギーを吸収・反射し室内に流入する熱を大幅にカットいたします。冬場は室内の熱が室外に流出してしまうことを防ぎます。

Q.ガラスを多用した商業施設などの近隣から「太陽光の反射がまぶしい」との苦情があります。解決できるフィルムはありますか?

A.外貼りマットタイプの「1321」を推奨いたします。太陽光の反射を和らげる効果があります。

Q.フィルムの重ね貼りをすることはできますか?

A.メーカーとして推奨はしておりません。

Q.湿度の高い場所で貼れるフィルムはありますか?

A.耐湿用粘着剤を使用した製品があります。デコラティブフィルム5000シリーズ、1301WPがご使用いただけます。温水プールのガラスや浴室の脱衣所など湿度の高い場所でご使用いただけます。施工環境により事前調査の確認が必要な場合もありますので、お問い合わせください。

機能性・スペックテーブル

メーカー名 リンテック株式会社
生地幅 1250mm
原反巻数 30m
機能性
  • UVカット
  • 防虫

機能性アイコン凡例

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