防炎と難燃

防炎は、消防法を基準としています。消防法でデパートや劇場、展示会場など人が多く集まる場所では、防炎物品の使用が義務づけられています。

難燃材料は、建築基準法で定められた材料となっており、耐火材料の1つとなります。

防炎と難燃は、どちらも火災を防止するという特性となります。炎の危険から守りたいという思いは同じでも、管轄が違う法律を比較しているので、法的に本当に難燃が必要なのか、それとも防炎でもいいのか、逆に本当に防炎なのか、難燃でなくていいのかという確認が必要です。
通常、難燃は移動不可能な箇所の建材や仕上げ材などに適用されます。
一方、防炎材料については、移動が可能なカーテン等に使用される場合が多いです。
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