音響透過損失について2

音響透過損失について1の続きです。
音響透過損失とは何かとわかったら次は表の見方となります。
Hz(ヘルツ)は、国際単位系における周波数の単位です。1Hzは「1秒間に1回の周波数」と定義されます。
この数値が高いほど高音になると考えて下さい。
dB(デシベル)とは、騒音をはじめとする音の大きさ(音圧)の単位です。こちらは大きいほどうるさいと感じます。
電気信号等にも使用されますが、防音シートの表の見方なので関係ないと思ってください。
もの凄く単純に考える話になりますが、防音シート『サウンドシャッター』の表を見てみると、
KN800  200Hzの低音は-8.6dB、2,500Hzの高音は-18.9dB 
KN3000 200Hzの低音は-15.4dB、2,500Hzの高音は-29.9dB 
上記の数値で音響透過損失が起きます。
比較的、高音域の方がシートを使用しての防音効果は高いという事が見て取れます。

騒音はあらゆる音が混じって不快に感じるという事で起きるので、混じる音を減らす対応をするだけでも軽減される可能性があります。
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